【怜、ピン留め製造マシンになる】

4月17日（金）

【怜、ピン留め製造マシンになる】

まだまだ寒いから家にいるときにも厚めの靴下を履いているのだけれど、その中に頻繁にピン留めが入ってくる。

最初は、髪の毛から、体の背面と服の間を伝ってうまいこと落ちてきたのだと思っていたけれど、この前ピン留めをつけていないときに、気づいたら靴下の中ににピン留めが入っていた。

だから、もしかしたらこれは「入っていた」のではなくて、私の足の裏から「出てきた」のかもしれない、私はピン留め製造マシンになったのかもしれないと思った。

塾講師のアルバイトをしていたとき、当時小学生だった女の子に、ピン留めって気づいたら全部なくなっている、という話をしたら共感してくれた。

最初は百本くらいあったピン留めがだんだんとなくなっていくというのは、世代を越えたピン留めあるあるだ。

だからピン留め製造マシンになった私は世の中に重宝されると思う。

足の裏から製造されることに関しては、改良の余地がある。