4コマ短歌
こんなこわい幽霊だって人間のときはラーメン食べてたりする
もしそのとき外にいたってどこまでもチーズ臭けりゃ自分じゃないか
おじいちゃんは骨がすっからかんだからおじいちゃんチョコもそうなってるよ
スタッフが笛鳴らしたらモイスチャーエッセンスからひたすら逃げる
目立つのは帽子じゃなくてあなたの目から下がってるネームプレート
一人でもできないけれど二人ではもっとできないテスト勉強
絶対に誰も傷つけたくないから手足の爪を預かっといて
あ、インクついてるよこれはひじきが挟まっちゃって取れないんだよ
一階にコンビニがあるマンションが頭と背中とふくらはぎにある
モーニングコールを忘れられたことを忘れていることを忘れている
そういえば「あぐ」つながりだじゃあ今日はアグレッシブにあぐらをかくか
もぬけだよもぬけの殻のもぬけとは関係ない方のもぬけだよ
お客様はほっぺを落としてもだいたい気づかずそのまま帰られるのよ
この人はパフェを見ると反射的にこぶしで潰してしまいそうだな
進んでも進んでも味噌この味噌の外は知ってる世界だろうか
あら牛乳寒天のような床なのねどうやら本当にそうなのね
店内には箸が落ちています麺に弾力がありすぎるからです
「あれ?僕の自律神経、こんなとこで何してるんだい?」「君を出てきた」
ユーミンは風呂場にルージュの伝言をデブはキッチンにバターの伝言
N、A、K、U、K、O、M、O、D、A、M、A、R、U、泣く子もだまる
縮んだよ心当たりがひとつある風呂を圧力鍋にしたんだ
僕タカノトウフといいますその顔は「高野豆腐!」と思いましたね
どうも僕ミック・ジャガーですどうも僕ニック・ジャガーですお元気ですね
目こすって指についた毛はまつ毛だよたとえ25センチくらいでも
「痛い」って言うと「ホイミ」と返すけど本当に思っているのか聞いた
銀紙のシワのばしてる破けたらラッキーカラーは大嘘になる
ピザは顔サラミはニキビ考えただけで寒気がするからやって